中将姫が生まれたのは、大仏の鋳造が行われていた奈良時代である 姫は
大化の改新に功のあった中臣鎌足、藤原一門の出であった 輝くばかりの美
貌と才能に恵まれ、15才の時には三位中将の位が与えられたが幼くして母を
失い 継母によって放浪の生活を余儀なくされ 病にも悩まされる日々となって
いた 姫は風の便りに美濃の国大洞の里の願成寺の噂を耳にしはるばるこの
地を訪れたのである この寺の観音様に救いを求め一心に祈った、不思議な
ことに病気はたちまち快癒した 、姫は境内に一本の桜を植えその桜に誓願した
「桜よ 観音様をお守りしておくれ そしてあらゆる女性を災厄から守り 女の
幸せをいっぱい与えてやってほしい」と90日もの長い間一心に祈り続けた 祈り
終えると、姫は大和の当麻寺で織ったのと同じ蓮糸の曼陀羅を一幅織り上げ
当山に納めたという 姫の名は 昔から婦人薬「中将tou」で知られています
最後は諸国をさまよって 尼になり29歳でこの世を去ったとか 桜に思いを寄
せた姫の念を感じました この為各地で姫の伝説が残されているとかです
" 小雨が降って "
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" 参道 "
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" 参道 "
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" 参道 "
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" 鐘楼 "
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" 途中の白山神社
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" 中将姫誓願桜の根元 "
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" 如意山願成寺境内
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姫について詳しくは「 中将姫伝説 」サイトにて調べることが出来ます